飯舘村とラオスの関係は、平成21年にNPO法人「アジア教育友好協会」の出前講座で、村の小学生がラオスの人々の心豊かさと、十分ではない教育環境について学んだことがきっかけです。
小学生を中心に「ラオスに学校を贈ろう」と募金活動やふるさと納税の呼びかけが始まり、集まった寄付金を、ラオス・ドンニャイ村の中学校の建設費用の一部として支援しました。
そうした交流を続ける中で東日本大震災が発生。ドンニャイ村の皆さんは、飯舘村のために祈り、米や鶏をお金に替えてまで寄付を出し合い、飯舘村に送ってくださいました。
平成24年2月、ラオスのドンニャイ村に新中学校が完成し、開校式に招待を受け、役場職員1名と村民代表で教育委員1名の2名が出席しました。
また、平成28年10月には、ラオスの現地中学生が飯舘中学校を訪問し、お互いの文化の意見交換を行うなど、息の長い国際交流事業を実施してきました。
こういった繋がりから、2017年11月17日に飯舘村はラオスの復興ありがとうホストタウンに登録されました。
2020年東京大会に向けて、これまでの交流を拡大しつつ、スポーツや文化交流を通して村の活性化に繋げていきます。