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令和5年 新春のごあいさつ

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印刷ページ表示 更新日:2023年1月1日

一人ひとりが輝くふるさと

 新春をことほぎ、謹んでお慶び申し上げます。皆さまには、健やかに新年をお迎えのことと存じます。

 昨年は、「村民の今を支える」「村の将来への布石」という2つの力点、視点を持って、様々なことにチャレンジし、ふるさとの担い手の活躍が増えた年でした。

 第1に、村民の皆さまの命と健康を守る取組みの一環として、村内に新型コロナワクチン接種会場を設置し利便性の向上を図りました。また、村内外でのサロン活動の推進、パークゴルフ等による健康増進に加えて、福島県立医科大学との連携協定や本田徹先生による村内訪問診療の開始なども実現しました。また「とくし丸」による村内訪問販売と見守り体制を同時に構築したほか、私たちの生活を圧迫する物価高対策として、非課税世帯向け給付金や農家支援策も進めております。

 今年も、村民の皆さまが「ふるさとの担い手」として、健康で生き生きと暮らすためのきめ細やかで実践的な「村民の今を支える」取組みを推進していきます。

 第2に、ふるさと資源を生かした魅力づくりの一環として、新たな産品の商品化やレストランのオープン、体験型コンテンツの創出なども実現できました。

 飯舘牛の復活は、本村にとって大きな意味を持ちます。昨年5月に道の駅において実施した飯舘産牛肉の対面販売は大好評でした。道の駅でのポトフやすき焼き煮、レストランでの牛皿定食などのほか、村カフェ753が開発した飯舘産牛肉100%ハンバーガーなど、いずれも好評を博し、皆さまにとってふるさとの名産品・飯舘牛がどれほど待ち遠しいものであるか改めて実感できました。

 また、全国で本村のみで栽培を再開した「あぶくまもち」は、昨年12月にイイタネちゃんマークを付けた「おこわおむすび」として商品化され、県内72か所のセブンイレブンで販売されました。

 さらには、若手村民による地元食材を活かす田舎レストラン「ラ・カッセ」が二枚橋地区でオープンし、新たな憩いの場所となりました。村にとって新しいお店がオープンすることの意義は大きく、皆さまにさらに愛されるお店になっていくことを心から楽しみにしております。

 このほかにも、村まつりや風の子マルシェ、県外大学キャンパスでの産品販売、様々な場所での伝統芸能の披露、地域おこし協力隊による活動、YOITOKO発見ツアーやミチシル旅、いきいきわくわく学びの旅など体験型の取組み、イイタネちゃんLINEスタンプのリリースなど、目白押しの昨年でしたが、今年も、村産品・村伝統芸能を村内外の沢山の方に愛でていただく機会をつくっていくことで、より多くの方に「わくわく」を体感して頂きたいと思っております。

 第3に、「村の将来への布石」として、木質バイオマス発電施設や資源型たい肥製造施設の誘致など、住民福祉の向上に資する「新たな産業創生」、次世代の職業選択になり得る「魅力あふれる農業」構築などにも取組み、今年はさらに一歩前進を図っていきます。

 本年を、お一人おひとりが、より意欲を持って、一層輝いていける年、いい風が吹く一年にして参りたいと思います。「明日が待ち遠しくなるようなワクワクするふるさと」に向かって、鋭意全力を尽くして参ります。

 新年が、皆さまにとり、活力に満ち溢れ、幸多き一年となりますよう、ご祈念申し上げ、新春のご挨拶といたします。


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