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愛楽故郷味(第4回)

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印刷ページ表示 更新日:2022年11月1日

「艱難汝(かんなんなんじ)を玉にす」 未来に思いを馳せて

 ふるさと飯舘村の「味わい」を愛し、楽しむ「愛楽故郷味(あいらく・ふるさと・み)」。

 樹々も色づき、秋らしく過ごしやすい気候になった神無月。

 月初旬には、ご結婚50年目になられた12組の方々の金婚式をお祝いさせていただきました。「病気をした時もあったけど夫婦で乗り越えてきたんだ」というお話など、語りつくせぬ歳月の積み重ねとご苦労があってこその仲睦まじさがにじみ出るご夫婦のお姿を前に、敬い、喜ばせていただきました。
また、3年ぶりに開催された大雷神社遷宮大祭と飯樋四区復興祭では、集われた方々がそれぞれ役どころを持ちながら厳粛さの中にも懐かしさ、楽しさを満喫されているお姿や、子ども達が親御さんと一緒に夕暮れまで楽しんでいるお姿を拝見し、伝統文化を守り、伝え続ける力強さと大切さを学ばせていただきました。

 23日には、いいたて秋まつり、いいたて風の子マルシェ、いいたて村文化祭、福祉チャリティー祭り、みんなのきょうの料理インスタライブと盛りだくさんのイベントがありましたが、一つ一つの農産物や商品、作品、催し物に込められた「想い」と「温もり」を感じることが出来ました。多くの皆さまにも笑顔あふれるひとときに「わくわく」「楽しい」を感じていただけたのではないでしょうか。
また、長泥地区で住民の方々による植樹記念式典が催される中、地域の心の繋がりを強め、ふるさとへの想いを膨らませて来た住民の皆さまに深く感謝致しました。村としてもその想いをしっかり受け取って取り組みを進めて参ります。

 「ふるさとの担い手」の想いと力が結実し、形となりはじめた月でした。「艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉にす」と言いますが、苦労した分だけ、頑張った分だけ、磨かれていくものがあります。

 お一人お一人が、まさしく宝玉となって生き生きと活躍する。それがふるさとの想いであり、村が目指す姿です。


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