ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
キーワードでさがす
現在地 トップページ > 村長の部屋 > 愛楽故郷味(第3回)

本文

愛楽故郷味(第3回)

<外部リンク>
印刷ページ表示 更新日:2022年10月3日

往くを聴(ちょう)といい来るを聞(もん)といふなり

 ふるさと飯舘村の「味わい」を愛し、楽しむ「愛楽故郷味(あいらく・ふるさと・み)」。

 9月19日「敬老の日」には、ご家族皆さまでお祝いをなされたことと思います。

 村としても9月11日に敬老会を開催するための準備をしておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大がおさまらず止む無く中止を致しました。来年こそは、御歳を重ねられた日々を想い、皆さまのご長寿とご健康を喜び、お一人お一人を「うやまう」場を設けさせていただきたいと思います。どうぞ『健やか』にお過し下さいますようお願い致します。

 最古の漢字辞典「説文解字」に「往くを聴といい、来るを聞といふなり」という言葉があります。「出かけて往(い)って聴くことを『聴』と言い、聴いて知らされたことが来て(聞こえて)心に染み入ることを『聞』と言う」と訳されます。ともに「きく」と読む漢字でありながら、「聴く」は自ら積極的に聴くこと、「聞く」は自然(じねん)に聞こえてくること、英語で言えば前者はListen、後者はHearと言うことでしょう。言の葉の深淵に触れることにも「わくわく」を感じます。
9月3日、4日、10日と、村内で3回、村外で2回の計5回にわたり、村民の皆さまのお声を聴く住民懇談会を開催しました。

 今回初めて開催しました住民懇談会は、正しく「聴く」ことに重きをおいたものでした。「『わくわく』できる生活を送れるように、自分なりに『わくわく』を探したい。村にもそんな政策を進めてほしい」といった期待を込めたご意見等も頂戴し、大変意義深いものとなりました。

 皆さまのお声を聴く、聞く中での「気付き」や「学び」を、新たな「わくわく」へと繋げていきたいと思います。


このページの先頭へ
Copyright (C)Iitate Village All rights reserved.