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盛夏を思わせる暑さが続いた水無月。
6月10日〜12日の3日間、いいたて希望の里学園で開催された、いせひでこ先生と柳田邦男先生によるワークショップで児童が制作した作品を拝見いたしました。 大きなキャンバスに伸び伸びと描かれた絵は、アクリル絵具の特性で意図しないグラデーションも産み出していて、子ども達の心の豊かさに感動しました。 両先生方、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
また16日には、C R Sスポーツ工業株式会社様と埼玉県春日部市の庄和大凧文化保存会の皆様のご協力により、 村内で初めての大凧あげが実施されました。村の形の中に飯舘牛が描かれ、学園生の手形で埋め尽くされた子ども達の夢や希望がつまった大凧です。大凧あげに参加した学園生の満面の笑顔に私自身も活力をいただきました。
14日〜15日には、「産業団地」の整備に向けて、6月下旬より解体が始まる「相馬農業高等学校飯舘校」の見学会を行いました。多くの卒業生を送り出し、村民の皆様にも親しまれてきた学び舎です。 見学会は、かつての懐かしい思い出に邂逅するかけがえの無いひと時になったことと存じます。
20日〜22日に開催された「バル仙台」に、今年も飯舘村が出店いたしました。お酒との相性も良い飯舘村産黒毛和牛のメニューが大人気!他にもイカ人参、ナツハゼベ ーグル、ナツハゼドリンク、あぶくまもちの苺甘酒、 純米酒「復興」、どぶろく「白狼」 、Cocittoの焼き菓子、佐須地区の有志の皆様が制作したワインの試飲等々、多様な飯舘村のグルメが楽しめるバルとなり、ご来場の皆様にお楽しみいただけたかと存じます。引き続き、村産品の魅力発信に力を入れてまいります。
6月議会にて、商工業支援のために5億円の基金を創設いたしました。村内で操業されている企業様はじめ、これから起業や新規参入、事業拡大をお考えの事業者の皆様にご活用いただく様々な補助事業の原資となります。
また今月から随時、企業訪問をさせていただいています。現場の生の声や現況をお聞かせいただき、今後の産業振興や人口増加策に反映していくためです。ご理解、ご協力のほどお願いいたします。
いよいよ夏本番。皆様には適宜、水分をお取りいただき、体調管理には十分ご留意いただけますよう切にお願いいたします。虫の合唱が響き渡り、 美しい満天の星空が見られる飯舘村の夏を皆様どうぞ存分にお楽しみください。