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愛楽故郷味(第19回)

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印刷ページ表示 更新日:2024年3月5日

丹精込めて育まれた食材の広がる魅力に感動

 駆け足でやってきた春の空気が漂う如月。

 2月の1か月間、仙台市にあるルート227カフェさんが「いいたてフェア」と銘打って、村産食材を使用したメニューを提供してくださいました。私も、ポスター、パンフレットに加えPR動画で飯舘村一色となったお店にお伺いして、「ハイカラ」なカフェメニューに変身した村産黒毛和牛、いいたて雪っ娘かぼちゃ、凍み餅をいただく中、他のお客様が飯舘村メニューを楽しんでいる姿を見て、ついつい頬が緩んでしまいました。

 18日の復興庁による情報発信事業「福島を味わう 食文化の結びPROJECT in 福島」では、春を前にして豊富な食材が揃う福島県の食の「底力」と、その滋味深い味わいに感動を覚えました。

 23日には料理家の栗原はるみさんとシェフの大宮勝雄さんによる「オンライン料理教室」が開催され、2年前の村夏まつりにもお越しいただいたお二人に、今回は村産黒毛和牛と凍み餅を使っての多彩なお料理をご教授いただきました。「まいたけ牛丼」「牛すじのカレーライス」「凍みもちのチリソース茶碗蒸し」「凍みもちのチーズカツレツ」と、そのどれもが創意工夫と愛情に包まれた絶品でした。村産食材の良さを最大限に引き出し、生産者さんが丹精込めて育んだ食材達に新たな「価値」を与えてくださる貴重なひとときとなりました。

 24日には第2回「ワクワクあったかマルシェ」がもりの駅まごころにて開催されました。今回は6次化をテーマに多くの生産者さんが定番商品から新商品まで数々の商品を出品されましたが、特に国内で唯一、飯舘村でのみ栽培しているもち米品種「あぶくまもち」の加工品が多かったことが印象的です。

 この2月は、日時が重複して参加出来なかったイベントを含め「ふるさとの担い手」の皆さまによる村産食材の溢れ出る魅力発信が、これまでになく盛りだくさんでした。

 また生産者さんたちの意欲や煌めきも、多方面の方々にお知りいただけた月間となったと思います。

 新年度は、さらに多くの方々に村産農産物、ひいては飯舘村民の魅力、「ふるさとの担い手」による創意工夫をより知って、より感じて、より楽しんでいただけるよう、努めてまいります。


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