愛の句碑事業
愛の俳句 250句 愛の句碑づくり事業
愛あふれる村 いいたて
愛の句碑事業は「愛の句碑と美しい村づくり発信事業」として、平成13年から18年まで行われました。
俳人の黛まどかさんを選者に迎え、全国公募にて寄せられた中から毎年50句、5年で計250句が選ばれました。選ばれた俳句は、飯舘産のみかげ石に刻まれ、「愛の句碑」としてあいの沢に設置されています。
ぜひ、「あいの沢」を散策しながら、ご覧ください。
作品テーマは「愛」
愛しい人への愛、夫や妻への愛、子どもや家族への愛、動物や自然への愛など、愛の思いを17文字で表現しています。
愛の句碑
黛まどかさんの句碑
応募総数 | 15,400句 |
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平成13年度 | 2,770句 |
平成14年度 | 2,811句 |
平成15年度 | 3,261句 |
平成16年度 | 2,950句 |
平成17年度 | 3,608句 |
黛 まどか プロフィール
俳人。神奈川県生まれ。
1994年、「B面の夏」50句で第40回角川俳句賞奨励賞受賞。同年、俳句サークル「東京ヘップバーン」発足。
1996年、俳句誌「月刊ヘップバーン」創刊・主宰(2006年、通巻100号を機に終刊)。
1999年、北スペイン・サンチャゴ巡礼道約900kmを徒歩で踏破したのに続き、2001年~2002年、四季にわたり5回訪韓し、釜山からソウルまでの道のり約 500kmを徒歩で踏破。
2002年、『京都の恋』で第2回山本健吉文学賞受賞。
2005年より「日本再発見塾」呼びかけ人代表。
俳句の力、そして愛の力
お孫さんを詠んだ句もありますし、ご夫婦を詠んだ句もあります。あるいは世界愛、それから亡くなったご家族への思いを詠まれているものもあります。
そんな様々な愛の言葉17文字の句碑を一つひとつ観ていくうちに、何かジーンと胸が熱くなってきました。
この飯舘村の村民の森『あいの沢』にあと3年かけて、全国から、 いえ全世界から『愛の句』が寄せられて愛の碑林ができたら本当に素晴らしいなと思います。
第1回愛の句碑完成記念 『愛の園遊会』での選者の言葉