本文
6月30日、飯舘村森林組合が、新たな事業のスタートに合わせて、安全祈願祭と伐採式を行いました。
飯舘バイオパートナーズ株式会社が蕨平地区で整備を進めている木質バイオマス発電施設「飯舘未来発電所」の来春の稼働予定に向けて、森林組合ではこの7月から、その材となる木の伐採を始めます。
森林組合の佐藤長平代表理事組合長は、「協力企業と共に、年間約100haの森林を伐採する。森の恵みに感謝して、新たな事業に取り組み、カーボンニュートラルなど持続可能な社会の実現にも貢献したい」とあいさつ。杉岡村長は、「福島森林再生事業などを活用し、森林の再生に取り組んでいく。木質バイオマス発電事業に向けた整備、その先にある森林の再生、SDGs、ゼロカーボン、さらには村の経済の活性化にもつなげていきたい」と事業を展望しました。
伐採式では、森林組合の職員がチェーンソーで切り込みを入れた丸木に、佐藤代表をはじめ関係各位がくさびを打ち込み伐採しました。
事業の目標達成と作業の安全を祈願して行われた伐採式の様子