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6月21日(金曜日)午後4時~
飯舘村役場飯野出張所2階会議室
村は、所有する遊休地を活用した太陽光発電所事業への資本参加を検討してきました。
このたび村議会6月定例会で、この資本参加に関する予算が可決され、村は、事業主体となる「いいたてまでいな太陽光発電株式会社」に対し4,000万円の出資を行うこととなりました。東光電気工事株式会社との共同出資となります。
用地は、大火山地区のおよそ14ヘクタールで、約2年の工期で出力10,000キロワットの発電所を建設します。発電した電気は、「再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度」に基づき、東北電力株式会社が20年にわたり全量買い取ります。また、買い取り期間の終了やパネルの劣化に伴い事業が終了する際には設備を撤収することまでを事業計画に含んでいます。
記者会見には、村長と「いいたてまでいな太陽光発電株式会社」の青木宏明代表取締役が臨みました。村長は、売電等で発生する収益が村の復興に活用されることに触れ、「復興計画実現の資金となり村民に還元されるよう、この会社と共に一つの動きを作っていきたい」と話していました。