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長泥地区除染検証委員会は、長泥地区における特定復興再生拠点区域の除染状況等について現地調査を含む検証を進め、除染等による空間線量率低減について検証を重ねてきました。昨年5月の中間報告から継続して行ってきた検証結果がまとまり、1月20日、委員会での協議を終えた塚田祥文委員長が、杉岡村長に報告書を提出しました。
報告書では、除染等による空間線量率低減の状況を示し、「拠点区域における主な生活圏の空間線量率は低減が図られており、日常的に生活しても放射線被ばくのリスクは十分に低くなっていることを確認した」とし、今後のさらなる取り組みとして、放射線量管理に関する対策、森林等の未除染箇所への対策などを提言しています。
杉岡村長は、「関係機関と協議をしながら今後の取り組みを進めたい。専門的な視点から引き続きご助言をお願いします」と述べ、委員会の尽力に感謝しました。
杉岡村長に報告書を提出する塚田委員長(右)