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一般社団法人ワンアースによる「東北復興宇宙ミッション2021」は、復興する東北の姿と支援への感謝を世界に発信するプロジェクト。これに参加した飯舘村のエゴマは、今年6月、国際宇宙ステーションに向けてアメリカからロケットで打ち上げられ、約1か月間宇宙を旅して帰還しました。
海を渡り宇宙を旅したのは村民が生産したエゴマ約10グラム。帰還式は8月23日に村役場で行われ、ワンアースの長谷川洋一代表理事が杉岡村長に、帰還したエゴマと、山崎直子宇宙飛行士の直筆サイン入り「フライト証明書」を手渡しました。式では、生産者代表の長正増夫さんが「今まで以上に大切に取り組みたい」と、同じく齊藤次男さんが「エゴマの健康効果を広めたい」と意欲を語り、杉岡村長は「村の子ども達にも今後の過程に関わってほしい。新たな産品に育て上げながら、村の魅力を発信したい」と期待を寄せました。宇宙エゴマの種まきは、来年5月頃の予定です。
右から長谷川洋一代表理事、生産者代表の長正増夫さん、齊藤次男さん、杉岡村長