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東京オリンピック・パラリンピック2020で、村がホストタウンを務めるラオス。中でもラオス南部のサラワン県ドンニャイ村とは、児童生徒の活動を通じて長く交流が続いています。
「いいたて希望の里学園」の児童生徒は、「いいたて学」の学びを通して、ラオスとの交流を深めるさまざまな活動を行っています。「イイタネちゃんポーチ」の開発・商品化・販売もその一環で、この夏限定300個を売り上げた収益金と募金、合わせて31万5,443円を、ドンニャイ村の交流施設建設資金として全額寄付します。また、村も同じ目的で、寄付金120万円を贈ることとなりました。
贈呈式は10月12日、学園の多目的ホールで行われ、児童生徒の代表と、菅野村長が、この交流をつなぐアジア教育友好協会(通称AEFA※アエファ)に、それぞれ目録を贈呈しました。また、児童生徒の代表が活動の経緯を発表し、「ラオスの力になりたい。ポーチはオリパラの選手にも贈りたい」と思いを述べました。さらに、昨冬来校したドンニャイ中高学校の生徒が寄せたビデオメッセージも上映され、飯舘村への思いや感謝の言葉などに、児童生徒が聞き入りました。
震災以来各方面からいただいてきた支援への感謝もこめながら、ホストタウンとしてラオスのために活動する児童生徒の取り組みは、さらに続きます。
村からの贈呈の場面。パネル中央はポーチにもデザインされた交流のシンボルマーク