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名残り雪が村を白く染めた3月29日、草野小学校、飯樋小学校、臼石小学校、飯舘中学校の閉校式が、飯舘中学校体育館で行われました。
式では、遠藤哲教育長が、「地域に愛され、地域と共にあった学校。皆さんの心のよりどころであり、言い尽くせない寂しさがあります。しかし4つの学校は、4月から、義務教育学校となり未来に残ります。4つが1つになる引き算ではなく、これは足し算です。各校が持つよさのかけ算ともなるでしょう」と述べ、未来にバトンを託して4校の閉校を宣言しました。
また、式の中では、4つの学校のPTA会長が、自分が子どもだった頃の思い出を交えて各校の特色や魅力を語り、閉校を惜しみました。式の最後には、4校の代表児童・生徒が、それぞれの校旗を遠藤教育長に返還し、思いを込めて母校の歴史の最後のページを閉じました。
閉校を宣言する遠藤教育長