本文
5月14日(火曜日)午後5時~
飯舘村役場飯野出張所3階会議室
村と、八子医院およびYAGOメディカルフィットネスクラブとの協定書調印式が行われました。この協定は、村民の健康増進に同医院および同フィットネスクラブの協力を得るもので、本年度は早速、各仮設住宅集会所等で、同施設インストラクターによる60歳以上を対象とした「運動教室」を実施していきます。
調印式には、村長と、同医院の八子直樹院長、同フィットネスクラブの八子芳樹施設長が出席し、三者で調印した協定書を取り交わしました。
また、村が福島県立医科大学に依頼し、村民の健診結果を震災前後で比較・分析した結果も公表されました。これは、平成20年から22年において少なくとも1回以上特定健診(および後期高齢者健診)を受診した40歳以上の男女、1,500人余りを対象としたものです。体重は平均で2.1kg増加し、高血圧、糖尿病、脂質異常等の割合も増えており、いわゆる生活習慣病のリスクの高まりが確認されています。
今後、健康講話等も行う予定の八子芳樹施設長は、「食事の変化による影響も大きいと思われます。年齢や体調に合わせた運動を行いながら、栄養面の指導等もさせていただきたい。我々が蓄積してきたノウハウを活かして、力になれればと思います」と話していました。
村長と協定書を取り交わした八木直樹院長(左)と八木芳樹施設長(右)