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2月20日(水曜日)午後2時~
飯舘村役場飯野出張所
国の除染事業を検証・評価する「飯舘村までいな除染会議」の3回目の会議が飯野出張所で行われました。
会議では初めに須萱地区除染事業の進捗状況を確認し、次いで環境省福島環境再生事務所の職員が、「不適切除染」に対応する「除染適正化プログラム」の説明を行いました。各委員は説明を受けて「不適切除染は、国が直轄除染を行う区域内で多発している。処分を徹底し、監視体制作りを再度検討しなければならない」等発言。菅野宗夫副委員長は、「我々は避難生活の中で命と人権を奪われているのと同じです。国はその認識を持って、きちんと信頼関係を築いて除染を行ってほしい」と述べ国の姿勢を問いました。
また草野地区先行除染や二枚橋地区除染の結果を検証した他、「説明会で出された住民の意見を把握して同意取得に至らない理由を検証しなければならない」「セメント瓦や土壁の除染については国が低減データを示し効果を確認した上で方法を検討すべきだ」等さまざまな意見が交わされました。