復興大臣の来庁のようす

2月2日（土曜日）午後2時50分～
飯舘村役場飯野出張所2階会議室

　根本匠復興大臣が飯野出張所を訪れ、村長・総務課長と会談しました。

　村長はまず「復興・復旧にかかる要望書」を手渡し、「村内全域除染の徹底と監視体制」「災害救助法に基づく住宅制度の延長と家賃補助の継続」「財物価格の早期賠償と請求の弾力的な運用」など6項目について要望しました。加えて別紙で、村内の農地再生・森林再生などの事業について計画の枠組みを提案し、生活再建と並行して継続的に支援するよう要望。さらに口頭で、提案や要望の意図を説明し、より望ましい支援を具体的に求めました。

　根本大臣は、前日業務を開始した「福島復興再生総局」に、福島復興局・事故対応の拠点であるオフサイトセンター・環境省の出先機関をまとめて、対応を一元化したと説明。また先月、復興庁と環境省が中心となり関連の他省庁と共に局長クラスを集めてスタートした「除染復興タスクフォース」で、除染を、再生事業と組み合わせて複合的に進めていくとしました。また根本大臣は、自身の考えが村の提案に一致していると述べて、「村の提案・要望をよく聞いてしっかり応えていきたい」と着実な取り組みを約束し、村長と握手を交わしました。