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11月14日(水曜日)午前10時30分~
飯舘村役場飯野出張所
国の復興事業について調査と審議および提言を行う、復興庁設置の有識者会議「復興推進委員会」から、五百旗頭真(いおきべまこと)委員長をはじめ5人の委員が飯野出張所を訪れ村長と会談しました。
村長は、震災と原発事故以来の村の取り組みと現状を説明し、「村民一人ひとりに寄り添う復興を実現するために、生活支援を中心とした長期的な施策を早期に示してほしい」と国に要望していることを伝えました。
また村長は「この原発事故との闘いが次の世代のためと思えば頑張れそうな気がする。自分の世代さえ便利で豊かな生活ができればいいはずはない。全国民が生き方を問われています」と思いを述べ、五百旗頭委員長は「飯舘村は、災害の前から将来構想を持って村づくりをしてこられたのが大きいと思います。(私たちも、復興は)全国民で先送りしないで取り組むものと言ってきました。村には敬意を表します」と応えていました。
会談後、一行は飯舘中学校の仮設校舎と、村内で営業を続ける菊池製作所を訪れ視察を行いました。