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11月6日(火曜日)午後4時30分~
福島市役所本庁舎
村は、福島市と帰村に向けた相互協力協定書の締結を行いました。
協定書は、「いいたてまでいな復興計画」に基づき村が行う事業に関するもので、村と市が相互理解のもと、帰還や避難生活の支援のために行う各種事業に対し、係る手続きの迅速化や、周辺住民への説明、住民同士の交流などを行っていくものです。
協定書への署名を終えた瀬戸市長は、「村の再興への気概を感じて(震災直後から)できることは何でもしようという気持ちでやってきました。飯野地区で建設が予定されている復興住宅が、帰村への大きな礎になるように、また、違う自治体の人と住む地区住民の心地よい生活を守るための協定とも考えています。災害からの復興はみんなで考えなければならないこと。一層力を入れていきたい」と述べました。
また村長は、市長と市民の協力に深く感謝を表し、さらに「復興への思いをこめた協定を結ぼうと福島市から言っていただき本当にありがたく思っています。これほど心強いことはありません。自治体間の信頼に基づくこの協定は、被災自治体だけでなく県内(すべての)自治体のモデルになるものだとも考えます。この先まだ大変な道のりですががんばっていきます」と述べて、市長と固く握手を交わしました。