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8月7日(火曜日)午後6時30分~
福島県青少年会館
福島方部の住民懇談会が、福島県青少年会館のホールで開かれ、広い会場いっぱいに大勢の村民が集まりました。会場では、久しぶりに再会した村民同士が「しばらくだね」と手を取り合う姿もあちらこちらで見受けられました。
他会場と同様に、24日に東京電力が発表した賠償の新基準については、国・東京電力の担当者が説明を行いました。また「いいたてまでいな復興計画(第2版)案」の説明と住民アンケートの報告は、村の担当者が行いました。
説明後の質疑応答では、会議の持ち方についても意見があがり、もっとじっくりと意見交換ができるよう日時を工夫できないか、農業者に特化した懇談会もできないか等、意見を述べ合う機会がさらに必要だとする声が聞かれました。また、賠償や除染については具体的な事例から、もっと村民の立場に立った考え方・取り組み方があるはずだと訴える意見が続きました。
また復興計画についても、意見が交わされました。復興計画第2版は、こうした意見を参考にまとめられ、村議会復興対策特別委員会の採択後に成案となり、引き続き第3版で具体化・事業案化されていきます。
懇談会の終わりに村長は「懇談会の持ち方を工夫するなど、さらなる努力をしたいと思います。賠償の説明・除染・復興計画など、これからも一生懸命やっていきます。どうかご理解とご協力をお願いします」とあいさつ。7月の下旬から5カ所で行われた一連の方部懇談会が終了しました。