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7月30日(月曜日)・31日(火曜日)
草野・飯樋・臼石小学校仮設校舎/飯舘村役場飯野出張所2階会議室
草野・飯樋幼稚園、草野・飯樋・臼石小学校、飯舘中学校の教職員らが、村と村教育委員会が主催する放射線教育に関する研修会に参加しました。
1日目は小学校の仮設校舎の教室を会場に、東京医療保健大学教授・伴信彦先生の「放射線の健康影響」、東京大学がんプロフェッショナル養成プラン特任助教・作美明先生の「放射線・放射能の基礎」、2つの講義が行われ、教職員は放射線・放射能の基礎知識と健康への影響について学びました。
2日目の午前中は、引き続き小学校の仮設校舎で、教職員が講師を囲んでディスカッションを行いました。その後、飯野出張所に会場を移し、教職員は担任する子どもの学年別に課題や疑問点をまとめて発表。伴先生、作美先生、廣瀬教育長、大越飯樋小学校長が、それに対する助言を行いました。各場面を通じて、どういった内容をどういった言葉で子どもたちに伝えていくべきか、具体的なケースが話し合われ、また「風評を減らしていくために、村外・県外の人たちを対象にしたリスク・コミュニケーションの機会もまた必要なのではないか」など意見も出されました。
研修後は閉会式が行われ、研修内容を総括した二谷臼石小学校長は「授業をイメージした話し合いができました。この2日間の研修内容を反芻して、2学期からの教育に活かしたいと思います」と話し、講師の先生方に謝意を伝えました。