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7月26日(木曜日)午後6時30分~
相馬市高齢者等サポートセンター(相馬大野台応急仮設住宅内)
初回となる方部別住民懇談会が、相馬市高齢者等サポートセンターで開かれました。
懇談会の冒頭では、東京電力が24日に発表した賠償の新基準について、国と東京電力の担当者が資料をもとに説明。また「いいたてまでいな復興計画(第2版)案」や住民アンケートの結果について村の担当者が説明し、その後、住民の質問に答えました。
東京電力が発表した賠償の新基準は、20日に政府が発表した賠償の方針を受けたもので、土地や建物・財物に関する賠償額の算定方法を示しているほか、精神的損害や営業損害などに対する賠償を、一定の年数分まとめて請求できるよう定めています。
これらの説明を受けた住民からは、賠償について詳細を尋ねる質問や、除染に関する要望を中心に発言があり、各担当者が回答しました。東京電力の担当者に対し「これまで、賠償の個人請求では、法律の対象外だと請求を棄却する回答が目立ち、全く誠意が感じられない。改善してほしい」と訴える発言もあり、担当者は「持ち帰り、上部に伝えます」と返答していました。