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7月17日(火曜日)
相馬大野台応急仮設住宅
村と村民、さらには村民同士による双方向の情報交換を可能にするタブレット端末の試験運用が、相馬大野台応急仮設住宅で始まりました。
試験運用開始に先立ち7月13日には、仮設住宅の集会所で機器の配付と説明が行われ、交換用のハガキを手にした住民が集会所を訪れました。
このタブレット端末の画面には、「お知らせ」「住民相談・アンケート」「ふるさとカメラ」「放射線情報」「動画配信」「その他情報」の6つの大きなボタンがあり、村が発信する情報を時間差なく受け取ることができ、また村への相談・質問を投稿することもできます。また、村民同士が顔を見て話ができる「テレビ電話」、緊急時に登録している連絡先へ通知を送る「家族伝言」などの機能もあります。
小グループに分かれて説明を受けた住民からは「初めは使えるか心配だった携帯電話と同じで、慣れれば使えるようになるのではないか」「離れている家族と話ができるよう覚えて使いたい」といった声が聞かれました。
タブレット端末は、8月8日からの本格運用を目指し、今後は各方部ごとに配付と説明を行う懇談会が開かれます。