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3月16日(金曜日)午前10時30分~
場所:富田幼稚園 リズム室
飯樋幼稚園の卒園式が、川俣町立富田幼稚園で開かれました。今年度の卒園児は、男子7名、女子6名の計13名です。広瀬要人園長が、「なわとび名人、がんばりました。修了おめでとう」などと声をかけながら、ひとりひとりに証書を授与しました。
子どもたちは、受け取った証書を手に正面中央に立つと、「お父さん、お母さん、朝ごはんを作ってくれてありがとう」「仕事をしてくれてありがとう」「お母さん、僕を産んでくれてありがとう」など、家族への感謝の言葉を大きな声で発表し、保護者席に座る父母へ歩み寄って証書を手渡しました。
園長は震災後の園生活に触れながら、「私たち大人も、子どもたちから、どれだけパワーをいただいたことか。これからも子どもたちのために、真摯に努力をしていきます」と、式辞を述べました。
村長も来賓として祝辞を述べる中で、「幼稚園は楽しかったですか?」と子どもたちと対話をしながら、保護者に対してもねぎらいと感謝を伝えました。
壇上の卒園児は、ひとりずつ、園生活の中で楽しかった思い出を発表しました。「アクアマリンでアザラシを見たことが楽しかったです」「スキップボールを初めてできたことが楽しかったです」「富田幼稚園のみんなと遊んだことが楽しかったです」。
そして最後に全員で、「やさしい気持ちをもらいました。ひとりではつらいことも、みんなで力を合わせてがんばります。ありがとうございました」と声を合わせました。
式が終了すると、卒園児は、園長はじめ先生方と握手を交わし、続いて保護者席をめぐり、来賓とも握手やハイタッチを交わしながら退場。会場を笑顔でいっぱいにしました。