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2月28日(火曜日)午後1時30分~
飯舘村役場飯野出張所 3階会議室
2月8日付けで提出された「飯舘村行政機構改革に対する諮問」について、第2回の審議が行われ、
との答申が行われました。
また、付帯事項として、会議の中で出された意見・要望を下記のようにまとめ提出しました。
(1)健康づくりについては、放射線検査をしっかりと実施し、検査後の数値についても速やかな公表を望む。また、放射線リスクコミュニケーションについては、高校生までのすべての子どもたちに対応できるよう望む。
(2)除染については、全域の放射線モニタリング調査の体制をしっかりと確保し、データを公表・積み上げていく体制づくりが可能となるよう望む。
(3)生涯学習的なイベントについては、避難の中でも実施できるよう望む。
(4)県絆づくり応援事業についての見通しをしっかりととらえ、避難中の住民支援体制に不足のないよう対応を望む。
(5)避難生活支援に対応できる適切な人員配置を望む。
(6)今回の災害であいまいになっている担当業務の境界を今回の機構改革で明確にされることを望む。
以上6項目の付帯事項に含まれる内容として、「来庁者の総合窓口を設けるなど、全庁的な効率化の取り組みも行ってほしい」「集会は各団体の自主性も尊重しながら、参加者の側にも配慮し、統合できるものは併せて開催してほしい」などの意見も話し合われました。
答申を受けた村長は、「震災後、役場職員は“チームいいたて”として一丸となって、臨機応変に仕事を振り分け、業務にあたってきました。議会にも諮り、この機構改革を復興対策の取り組みに生かしていきたいと思います」とし、委員に謝意を伝えました。