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第1回いいたてまでいな復興計画推進委員会のようす

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印刷ページ表示 更新日:2012年3月12日

2月27日(月曜日)午後1時30分~
飯舘村役場飯野出張所 3階会議室

 「いいたてまでいな復興計画」の施策の具体化を検討する委員会が招集され、13名の委員に、村長から委嘱状が交付されました。
メンバーは、有識者4名をアドバイザーに、村民5名、村議会議員2名、村役場産業振興課から2名で構成され、任期は平成25年度3月までとなります。

 協議事項として「いいたて版 復興スマート・ビレッジ計画の策定について」の諮問を受け協議が行われました。「復興スマート・ビレッジ」とは「いいたて までいな復興計画(第1版)」の中に示されている、「除染後、低線量地域に整備される復興住宅」の仮称で、その構想を練り、具体的な準備を進めるために推進委員会が設置されました。
 この時期に議論を開始するのは、準備に期間を要する事業であり、何が必要かを早期に検討しておく必要があるからです。

 村民からは、世代間や居住地、その他背景の違いから、帰村に対する思いがさまざまである実情が、率直に述べられました。さらに、「土地に根ざした実態を失っている現状において、村民のつながりをどう維持するか」「不安を払拭するための正確な情報伝達には何が必要か」など、委員長の進行で、現在の課題を明らかにしながら話し合いは進められました。その上で、村民の思いに応えるためには、どういった支援がハード・ソフト両面において必要なのか、復興計画全体についても具体的な提案が相次ぎました。

 「復興スマート・ビレッジを中心に“何を作るか”を決める前のプロセスとして、帰るための手順や、帰れない人への支援をきちんと示すことが大切だ」という認識で進められたこの日の話し合いをふまえて、来月開催される第2回の委員会では、引き続き議論が進められます。

復興計画推進委員会での話し合いのようす画像


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