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避難指示解除時期等に関する住民説明会が開催されました

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印刷ページ表示 更新日:2016年6月14日

平成28年6月12日(日曜日)
午前10時~福島県青少年会館
午後 2時~飯野学習センター

 避難指示解除時期および長期宿泊実施の方針を表明した国が、その決定を前に村民の意見を聞く機会として、説明会を開催しました。

 説明会は、同日に福島市内の2か所で開催され、合わせて村民約90人が出席しました。会では、はじめに国が、避難指示解除などを判断する元となる復興状況や除染の進捗状況などを説明し、続いて意見交換が行われました。

 意見交換では、村民の発言が相次ぎました。「意見の収集、回答、公表の流れをきちんと作るべき」「村民の意見をまとめた資料に何ら解決策が添えられていない」など、国の進め方に対する意見、また、自宅の建て替えに係る手続きや、リフォーム廃材の処理、高齢者の生活支援などについて、配慮を求める声がありました。

 他に、帰村に向けた準備や帰村後の暮らしに関する提案も多くありました。食品の線量をより簡単に計測できる非破壊検査機器の数を増やすことや、ベクレルマップの配布などを通して無用の被ばくを避けるためのリスク周知をすること、帰還予定者の窓口を設置することなどが、具体的に提案されました。また、「やむを得ず村外に住む人が疎外感を感じないようしっかり支援してほしい」という声もありました。

 2つの説明会を終えて、村長は、「出席者は多くなかったが、提案・提言をいただき、充実した説明会となった。放射能が相手の難しい対応も続くが、復興に向け力を合わせて取り組みたい。戻れない人や応援者の力も得ながら村づくりをしていく」と改めて決意を語りました。また、内閣府原子力災害現地対策本部の後藤収副本部長は、「熱心に意見を出していただき、新しい気づきがあった」と参加者に謝意を表し、「提案について検討を進める。個別の相談でもよいので、引き続きご協力とご指導をお願いしたい」と述べました。

住民説明会のようす画像
さまざまな提案を受け感謝を述べる菅野村長(午前開催の県青少年会館会場にて)


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