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村の復興整備計画の一つ「松塚地区太陽光発電事業」に基づき建設された「F飯舘太陽光発電所」の竣工式が、10月24日に現地で行われました。この施設は、事業者の株式会社NTTファシリティーズが地区と契約をして建設し運用も行うもので、売電収入の一部は「までいの村 陽はまた昇る基金」に繰り入れられます。竣工式には、同社と村の関係者、高橋文男区長や地権者など地区の皆さんが出席。テープカットを行い、施設の竣工と運用開始を祝いました。
NTTファシリティーズの一法師淳(いちほうしあつし)社長は、「農地を保全しクリーンエネルギーを拡大する意義ある事業。また、将来の営農再開までを見込んだ事業です」と事業の特色を紹介。菅野村長も「村内最大の発電所。基金に入れていただく収益は農業振興をはじめとする復興事業に活用させていただく」と運用開始に期待を寄せました。
地区では将来的に現地で営農を再開したいと考えており、発電所は、造成を行わず畔を残して建設されています。約31万平方メートルの面積に、太陽光パネル76,626枚が設置され、239,00メガワット(一般家庭消費電力・約6,600世帯分)を発電します。
現地でテープカットに臨む関係者