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11月11日(水曜日)午前9時~
小宮国有林仮置き場
除染に伴い生じた土壌等(不燃物)を「中間貯蔵施設」予定地(大熊町・双葉町)の保管場へ移送する「試験輸送(パイロット輸送)」が始まりました。この試験輸送は、大量の除染土壌等の本格輸送を前に、安全・確実な輸送実施を確認する目的で、環境省が全県域を対象に行っているものです。
村からの試験輸送初日となったこの日、クレーンを使った積載作業や、荷台をシートで覆うようす、出発前の線量測定などが公開されました。その後、大型土のう袋・6袋を積み、準備を整えた最初のダンプトラックは、午前9時に小宮国有林仮置き場を出発。先導車に続く形でゲートを通過し、県道原町川俣線へと向かいました。
この試験輸送を行うダンプトラックには、「除染土壌等運搬車」と表示があります。2日目からは、10トンダンプ数台が1~2往復(1日あたり延べ10往復程度)して試験輸送を行い、おおむね1か月の期間に約1,000立方メートルを搬出。その後の本格輸送に備えます。
先導車に続き仮置き場のゲートを通過する試験輸送のダンプトラック