川崎宗則選手の飯舘中学校訪問のようす

12月7日（日曜日）午後1時～
飯舘中学校仮設校舎および体育館（福島市飯野町）

　福岡ダイエーホークス（現ソフトバンクホークス）やメジャーリーグのシアトルマリナーズ、トロントブルージェイズで活躍してきた野球選手・ムネリンこと川崎宗則選手が飯舘中学校を訪れ、生徒たちと交流しました。

　雪のために野球場での活動は見送られましたが、体育館に、飯舘中学校野球部・飯野中学校野球部・飯野地区スポーツ少年団の児童・生徒が集まり、ムネリン流のストレッチを直伝で教わったり、キャッチボールをしたりして交流し、見学の村民や地区の皆さんに、さわやかな笑顔を見せていました。

　川崎選手は、この交流に先立ち村内のようすを視察したほか、交流の後半でトークライブを開催。また中学生を対象にした「夢教室」も行い、家族の支えのありがたさや、失敗との向き合い方、「やってみること」の大切さなどを伝えていました。夢教室に参加した生徒たちは「家族を大切にしようと思いました」「共通の話題があり楽しかった」「自分もがんばってみたいと思いました」などと話し、川崎選手の思いをそれぞれに受け取ったようすでした。また、交流を終えた川崎選手も「どんなようすか想像がつかなかったのですが、来てよかった。笑顔があった。皆の目がいきいきとしていて、大変なこともプラスに変えていく人間の力を感じ、自分も生きる力をもらえた感じです」と力強く話していました。

トークライブでは、自分を鼓舞して道を切り開いてきた川崎選手の体験談に聞き入りました