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宿泊体験館「きこり」が、5月8日、宿泊(素泊まり)営業を再開しました。再開に合わせて施設では、関係者と村議会議員を招いて式が行われ、マスメディアを対象に加えて内覧会も行いました。
式では、菅野村長が「きこりは村づくりの拠点の一つで、思い出深い場所。これからの活用に力を入れたい」とあいさつ。来賓の大越憲一行政区長会長は祝辞の中で、「ここで疲れた体をいやし、気力を養い、復興に取り組みたい。にぎわいが戻ることを切望する」と語りました。
宿泊体験館「きこり」は、平成6年のオープン以来、地域コミュニティの親睦、村外から訪れる皆さんとの交流、観光客の宿泊などに、広く利用されていました。震災で一部破損した施設は、避難の長期化で劣化が進み、国の交付金事業を活用して平成27年から2年をかけ修繕が行われました。また、周辺を含めて除染も徹底し、昨年3月からは、入浴施設や研修室の営業を、先行で再開していました。
宿泊棟の8室と、コテージ3室が利用可能となり、当面は原則村民の一時宿泊施設として活用されます。食事の提供はできませんが、食料品や飲み物の持ち込みが可能です。ぜひご利用ください。
●素泊まり 1泊 大人(中学生以上)3,675円
子ども(3歳以上小学生以下)3,150円
●入浴施設 大浴場 大人(中学生以上)1回300円
子ども(小学生)150円
イオラ 大人(中学生以上)1回700円(大浴場料金込み)
内覧会では多数のメディア関係者が宿泊棟やコテージを見学しました