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8月31日 午前11時~
福島市飯野町
村が福島市飯野町に建設を進めていた復興公営住宅「飯野町団地」が完成し、竣工式が行われました。東京電力福島第一原発事故による避難住民向け復興公営住宅としては県内初です。
式では、村長が「前を向いて復興の加速化を進めたい」とあいさつを述べ、同席した根本匠復興大臣からは「完成した飯野町団地が子育て拠点として大きな役割を担うことを期待します」と祝辞がありました。また、飯舘村立草野・飯樋幼稚園の園児15人が和太鼓の演奏を披露し、式典に花を添えました。
村長から鍵の引き渡しを受けた自治会長の佐藤隆一さんは「子育てしやすい環境になり、今後の生活が楽しみです」と期待していました。完成した住宅は一戸建て9戸、二階層に分かれた「メゾネット」タイプ14戸。団地住民と地域の人々が交流できる集会所「ふれあいほ~る まつぼっくり」も整備しています。