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内堀知事と村職員が意見を交わしました(4月12日)

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印刷ページ表示 更新日:2017年4月14日

 4月12日、内堀雅雄福島県知事が村役場で菅野村長と懇談し、村の職員とも意見を交わしました。

 知事と職員との意見交換会には、部署の異なる6人の中堅・若手職員が出席。「避難の混乱期、職員は一体感を持って難局に取り組んだ。震災後に入った職員に、どうつないでいくかが大事」「村で農業を再開する人には、『自分がやる』という強い気持ちがある。子どもや地域の人に背中を見せたい、人の肥やしになろうという彼らの姿を見てほしい」「故郷に思いを寄せる子ども達のためにも、チーム福島で避難地域への偏見をなくしたい」「避難先との物理的な距離を感じる。帰村への取り組みはもちろんだが、交通網の整備も必要。職員が柔軟に対応することで、せめて心の距離を縮めたい」「親として、保護者の悩みが分かる。その一方、子ども達から『美しい村に戻りたい』と聞いたり、我が子が村を忘れずにいる様子を感じたりするとうれしい。ゆくゆくは戻れる環境を、我々が作らなければならない」「都市圏の人を呼び込みたい。携帯電話の受信エリアやネット環境などを、都市部の環境と近づけられれば一つの判断材料になるのでは」など、さまざまな意見を知事に伝えました。

 一人ひとりと意見を交わした内堀知事は、「皆さんに共通しているのは、村が大好きだということ、ふるさとを再生したいと強く願っていること。未来につなげたいという現役世代のプライドも感じて、大きなパワーをもらいました」と総括。意見を県に持ち帰ることを約束し、一体となって復興に取り組もうと呼び掛けました。

知事との意見交換
知事は発言者の前にイスを寄せて、一人ひとりと意見を交わしました


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