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平成26年3月13日(木曜日)午前10時~
場所:飯舘中学校仮設体育館(福島市飯野町)
飯舘村中学校の第26回卒業証書授与式が行われ、41名が卒業証書を受け取りました。
今年の卒業生は、飯舘村内の校舎には震災後、入学式の一日だけ通ったものの川俣高校を借りた仮設校舎や飯野町に建設された仮設校舎で3年間を過ごしました。
式の中で、遠藤哲校長は「仮設校舎での新生飯舘中学校を作ったのは卒業生の皆さんです。この3年間のすべての経験が、輝かしい未来への教えになります。飯舘村に戻ることは、まだできなくとも、遠くに離れようとも、皆さんの母校は飯舘村にある飯舘中学校であることを忘れないでください。」と、式辞を述べました。
卒業証書を受け取る飯舘村中学校の3年生
3年間の思い出がこみ上げた卒業式のようす
答辞を述べる菅野風希さん
また、在校生を代表して、巻野雄汰さんが「先輩たちとの思い出は、みんなで作り上げた赤蜻祭です。特設部の合唱や和太鼓演奏などで、後輩の指導に当たられていたことなど、皆さんは、常に私たちの目標でした。」と卒業生への感謝と思い出を伝えました。
卒業生を代表して、菅野風希さんが「震災から3年、たくさんの支援に勇気づけられました。中でも一番苦しい時期に、支えて励ましてくださった各務原市立中央中学校の皆さんへの感謝は言葉では伝えきれないほどです。そして、私たちを見守り、支えてくれた家族や後輩たち、先生方も心の支えでした。卒業生の皆さん、これからも最高の仲間を思い出してください。まだまだ避難は続きますが、3.11が仲間の大切さ、当たり前の生活の大切さ、命の大切さを学ばせてくれました。明日からは、自分の道を歩むことになります。私たちが、村のために出来ることは、村の伝統を守り、後世に伝えていくことです。私たちは、社会に貢献できる大人になりたいと思います。」と、時折、こみ上げる想いを、涙で溢れさせながら答辞を述べました。
卒業生は、後輩たちや保護者、来賓の方々に見守られ、この日、学び舎を巣立ちました。
ご卒業おめでとうございます!
3年1組の卒業生
3年2組の卒業生