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環境省の広報施設「花の里 ながどろ 環境再生情報ひろば(愛称:ながどろひろば)」がオープンしました。
この施設では、環境省が長泥地区で実施している環境再生事業や身の回りの放射線に関する情報、さらには村や地区の復興への歩みを、パネル、模型、映像などの展示で伝えています。施設の開館時間は午前10時から午後4時で、日・月曜日と年末年始が休館日。入館は無料です。隣接するビニールハウスで花卉栽培の様子も見学できます。
開所式は4月25日に行われ、杉岡村長が「長泥の皆さんのご努力があって、世界的にも経験のない事業が円滑に進められてきました。皆さんの思いに寄り添い、村としても、地区の再生に全力を尽くしたい」と述べ、住民に敬意と感謝を伝えました。また、髙橋正弘長泥行政区長は「全国の皆さんに、自分の目で見て判断してほしい。(環境再生事業への)理解が広がり、我々の思いが届いて、再生土壌の受け入れが希望されることを願っています」と地区の思いを伝えました。
施設を運営する福島地方環境事務所では「地元の人はもとより、地区を訪れた人が気軽に立ち寄り、交流・談笑できる施設を目指していきたい」と話しています。
関係者と地元の皆さんが出席して行われた開所式。施設の内覧も行われました。