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農事組合法人「13区営農組合」が、第65回福島県農業賞「復興・創生特別賞」を受賞しました。
同組合は、平成27年、上飯樋地区の住民有志による任意団体として発足し、令和元年に法人化。大震災後の農業の再生・振興に大きく貢献しています。
同組合は、13区(上飯樋地区)を中心に農地を集積し、稲発酵粗飼料(WCS)や牧草、飼料用米などを生産しています。今年の栽培面積は143haで、来年以降もさらなる集積を計画しています。
表彰式は、9月2日、福島市の杉妻会館で行われ、細川強代表らが、内堀雅雄福島県知事から表彰状や盾を授与されました。細川代表は「受賞が決まった際に、メンバーから“今までやってきてよかったな”と声が上がった。年寄りには(いずれ)引退の花道に、若い者には励みになる」と喜びをかみしめました。
また、9月5日には村役場を訪れ、杉岡村長に受賞を報告。細川代表が「指導者にもグループ(メンバー)にも恵まれた。おごることなく、さらなる上を目指して精進したい」と決意を述べました。
9月2日に杉妻会館で行われた表彰式で、内堀知事(前列中央)と
9月5日、揃いのネクタイで受賞報告を行った組合員の皆さん