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9月1日、富岡町文化交流センター学びの森で、第63回福島県芸術祭の開幕行事が開催され、飯舘村からは「比曽の子ども三匹獅子」が出演しました。
今年の県芸術祭は、相双地区を重点地区として開催され、開幕行事のステージには各市町村から12の団体が出演しました。「比曽の子ども三匹獅子」は三番手で登場し、大きな舞台で見事な舞いを披露しました。
飯舘村の子ども達の熱演は、会場を大いに盛り上げました。舞い手は中学生を筆頭に、最年少は4歳です。幼い獅子が真剣に舞う愛らしさも多くの人を魅了しました。
演舞に続いて、比曽芸能保存会代表の須藤一さんがステージ上でインタビューを受けました。須藤さんは、震災後の継承活動の難しさに触れながら「子ども達は遠くからも集まって練習をしています。発表の機会を増やして継承につなげていきたい」と挑戦を続ける決意を語り、会場いっぱいの大きな拍手に包まれました。
2組の子ども三匹獅子が勇壮な舞いを披露しました