本文
9月9日(月曜日)午後1時30分~
飯舘村役場飯野出張所2階会議室・須萱地区除染現場
今年度2回目となる飯舘村までいな除染会議(菅家文左衛門委員長)が開かれました。
飯野出張所での話し合いでは、須萱地区除染事業の現場担当者から、現在の除染状況の報告を受け、実際に行われている除染方法や、放射線量低減の状況を確認しました。さらに、環境省職員も交えて現場の課題を話し合い、除染不可とされる建物の処置や、除染廃棄物の保管・処理の問題等についても意見を交わしました。また、「やはり除染の目標値や目標年次は示してほしい」「もっと住民の声を聞くべき。除染の工程を考えながら再生を進めるには(組織を横断した)横の連携が大切だ」等の指摘も相次ぎました。
その後、出席者全員で村内に移動し、須萱地区の除染廃棄物仮仮置き場と、農地除染の現場を視察しました。視察では、現場担当者に直接質問をし説明を受けた他、「再びこの土地を使う人には“納得”が必要だ」「除染後、客土する前に測定した線量の数値を公表できた方がよい」等、住民の目線から議論を深めました。
須萱地区の農地除染のようすを視察する委員の皆さん