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東日本大震災等の大規模地震の際には、盛土造成地において活動崩落と呼ばれる現象が起き、多くの被害が発生しました。このような状況を踏まえ、国が策定したガイドラインに基づき、大規模盛土造成地の概ねの位置と規模を把握する調査を実施しました。
このたび、調査結果をまとめた大規模盛土造成地マップを作成しましたので、公表いたします。
令和4年度に国土交通省が実施した第一次スクリーニングにおいて抽出した大規模盛土造成地について、盛土地盤の安定性にかかわる現地踏査および優先度評価により、将来的に地盤調査が必要と考えられる盛土造成地を選定する第二次スクリーニングの調査計画を作成しました。
調査した大規模盛土造成地は、第一次スクリーニングで調査抽出した5箇所を調査しました。
調査の結果、ただちに滑動崩落を示唆する変状がなく、地震動等の変動誘因においても変動等が調査時に確認されないため、詳細調査を要する大規模盛土造成地が無いことが分かりました。
今後は、滑動崩落の兆候を把握するために、現地踏査による経過観察を実施いたします。
詳細は、建設管理係へお問い合わせください。