特別養護老人ホーム「いいたてホーム」
社会福祉法人いいたて福祉会は、1997年のオープン以来、地域に根差した福祉サービスを提供しています。現在は、特別養護老人ホーム「いいたてホーム」と、居宅介護支援事業所「いいたて在宅介護支援センター」の2つの事業を運営していて、利用者の「普通の暮らし」と「穏やかな笑顔」を大切に、日々の業務を行なっています。
「いいたてホーム」は、入居者の皆さん一人ひとりに合わせて、心地よい生活が送れるようサポートを行なっています。また、「いいたて在宅介護支援センター」は、介護に関する相談や各種サービスの紹介、申請手続きのサポートなどを行なっています。
家族のような親しさで笑顔を交わす入居者とスタッフ
「いいたてホーム」は全室個室のユニット型を採用していて、入居者は10人程度のグループに分かれて生活しています。ユニットごとに専属のスタッフが介護を担当することで、より細やかな対応を行なっています。
居心地のよい共有スペースは、ユニットごとの活動や、コミュニケーションの場として利用されています。食事は季節が感じられる献立で、一人ひとりに合わせて食べやすく提供されています。また誕生日には、厨房スタッフ手作りのケーキでお祝いしています。
家庭的な雰囲気は職員の働きやすさにもつながります
入居者に寄り添った個別ケアを行う「いいたてホーム」は、スタッフの皆さんにとっても、「家庭的な雰囲気の中で働くことができる」魅力的な職場となっているようです。
いいたて福祉会では、就職の条件に資格を問いません。「やる気がある」「やりたいという想いがある」方であれば大歓迎。実際に働いている職員も、資格のない段階から働き始めた方が多いそうです。やる気や想いがあるからこそ、よほどの事情がない限り辞める方がいない、定着率の高い職場となっています。
ふるさとで介護士として働く菅野さん
菅野大喜さんは、2021年から、いいたてホームで働いています。飯舘村の出身で、福島市の工場に勤めていましたが、祖母の介護が必要になり離職しました。他の家族にはそれぞれ事情があり「自分がやるしかない」と決意をしたからでした。
この経験がきっかけとなり、介護を仕事にしようと考え、「いいたてホーム」に就職した菅野さん。祖母も入居し、亡くなるまでホームで見守ることができました。
菅野さんは、入居者と過ごす時間が楽しく、自然と笑顔になるそうです。また、「飯舘村は自然が豊かで、虫やカエルの鳴き声が聞こえてくると落ち着く」と言います。「いいたてホーム」でいきいきと、やりがいを持って働いています。
「大好きな利用者さんに出会いました」と山口さん
菅野さんと同じく2021年から「いいたてホーム」で働く山口明子さん。以前は兵庫県で介護の仕事をしていて、被災地応援事業で「いいたてホーム」に派遣され、初めて飯舘村を訪れました。そこで運命の出会いがあったのです。「笑顔がかわいい、ある入居者さんを大好きになりました」。山口さんはその入居者がいる「いいたてホーム」で働くため、移住する決心をしました。慣れない環境に飛び込み苦労もありましたが、今では飯舘の方言が思わず出てくることもあるそう。趣味の野球観戦を楽しみながら、日々やりがいを感じて働いています。
社 名:社会福祉法人いいたて福祉会
所在地:福島県相馬郡飯舘村伊丹沢字伊丹沢571番地
電 話:0244-42-1700
会社HP:http://iitate-home.jp/<外部リンク>
求人情報:https://arwrk.net/recruit/iitate-home<外部リンク>
※職場体験、見学のお問合せ先 0244-68-2850(いいたて移住サポートセンター)