食材探訪 Keisuke Matumoto 料理人 松本圭介さん

食材探訪 Delicious iitate
飯舘村の未知のおいしさを探す時間

飯舘村には、豊かな自然、村ならではの伝統文化が存在し、何よりアグレッシブで温かい村民がいます。
“食材探訪“では、いろんなジャンルの料理人・シェフの方々に、飯舘村で美味しい食材を求めて時間(ひととき)を過ごしていただきました。そのつくり手と食材と出会う時間をご紹介します。

「Keisuke Matumoto」料理人 松本 圭介さん

フランス、シンガポール、東京 世界のフードシーンを渡り歩いた松本圭介さん。
現在は、”和魂洋才”をコンセプトに、五感で感じていただく料理を仙台で生み出しています。
松本シェフの料理は、香りとスパイスが印象的。それは、海外の食文化の影響を受けたからだとか。フレンチを提供する日本人として、日本にいるときには思いつかなかったことを、シンガポールで気づかされたともお話くださいました。海外から見た日本、地元・宮城、東北。特に東日本大震災がおきてから、自分が食を提供する意味合いを深く考えさせられ、今も食材とそのつくり手を想いながら料理にむきあっているとのこと。
今回、その想いが伝わる独創的な料理を求め、全国から食通が訪れるレストランのシェフが、飯舘村にお越し下さいました。

★上記写真 仙台オクトーバーフェスト2025の飯舘村出店の特別企画 
 Keisuke Matumoto×飯舘村の食材『Iitate Amuse-gueule』
 食材探訪の際に出会った、飯舘産黒毛和牛(熟成肉)、いいたて雪っ娘かぼちゃ、イータテベイク、ナツハゼを使用しています。

飯舘村のこれまでと今、そしてこれからを

飯舘村とのご縁は、飯舘村に来村以来、食材を取り扱ってくださっている “Restaurant Cache-Cache 猪岡 暖子chef”からのご紹介によるもの。
2025年1月に猪岡シェフが投稿した情報を松本シェフがご覧になり、「ぜひ、紹介してほしい!」と、その日のうちにご連絡をいただいたことがきっかけとなりました。

初めて訪問いただいたので、東日本大震災がおきてからの飯舘村の歩み、農業の再開にむけた課題や対応、そして新たな飯舘産黒毛和牛のブランド化の方向性について、副村長と役場職員の説明を受けるとともい、シェフの視点からのご意見をいただきました。

飯舘村で本当に美味しいといわれる牛肉ブランドをつくりたい

「今の黒毛和牛の流通の状況は、福島県産となると単価が㎏あたり他県産より低くなってしまうのが実情。この状況を打開して、飯舘村の牛の価値を上げていくため、生産からお肉になるまで一環して管理することに取組んでいるところです。精肉店に挑戦しているのは、お客様の好みにあう肉を提供できるようになることもそうですが、ただ霜降りで評価される肉ではなく、味のある最高の肉に出会いたいから。」と肉のゆーとぴあの店主山田さん。

同じく畜産農家の佐藤豊洋さんにも参加いただき、「美味しいといわれる牛肉の肉づくり」について、松本シェフからは、スペインなどの海外の事例など、有意義な意見交換をする機会に恵まれました。

いいたて雪っ娘かぼちゃと凍み餅

「ちょうど収穫したての”いいたて雪っ娘かぼちゃ”があるから、乾物率を測ってみましょう!」と生産者の渡邊とみ子さん。
乾物率は、かぼちゃの品質を図る目安のひとつで、数値が高いほど粉質感が強く、ほくほくしている特徴になるとのこと。

本来は、収穫してから1ヶ月ほど涼しい場所で熟成させてから測定することが通例のところ、早速、測定器の「おいし果」で測定開始。

「え!びっくり。乾物率30%を超えている!!」

いいたて雪っ娘かぼちゃの基準は、乾物率25%以上のもの。熟成期間に入る前にすでに極上といわれる乾物率30%を達成しているとわかり、松本シェフも初対面ながら、喜ばれていました。

また、郷土食の「凍み餅」の食べ比べを行い、飯舘村の郷土料理も体験させていただきました!

イータテベイク

”いいたて雪っ娘かぼちゃ”の育種者の菅野元一さんは、じゃがいもの品種育成者でもあります。
小さく、電子レンジで加熱調理するだけで皮ごと美味しく食べられるようになることが特徴のイータテベイク。
「飯舘村生まれのじゃがいも」ということで、ご試食体験いただきました。

また、元一先生の奥様 菅野クニさんが生産している「ナツハゼ」もご紹介いただきました。

特別企画『Iitate Amuse-gueule』 

オクトーバーフェスト仙台の飯舘村ブースでは、特別企画として、松本シェフによる「飯舘村オリジナルおつまみBOX(食材探訪の食材)」が実現!
飯舘産黒毛和牛の熟成肉(肉のゆーとぴあ ドライエイジングビーフ)、いいたて雪っ娘かぼちゃ、イータテベイク、ナツハゼが、2段の美しいおつまみBOXに。

当日は、松本圭介シェフも駆けつけてくださり、お客様お一人お一人に手渡し販売いただきました。
販売時間前より並んでくださったお客様がいらしたこともあり、約30分ほどで完売御礼となりました。

今後、松本圭介さんのレストラン「Keisuke Matumoto」にて、飯舘村の食材を使ったメニューに出会える機会がございます。その際は、是非、ご予約時にレストランへお問い合せくださいませ。

■HPはこちら
Keisuke Matumoto

■Instagram
@lubiekun_k_matsumoto