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旬新香房 たわわ
たわわ店主の大久保 聡さんは、飯舘村出身。
中華、和食、ホテルでの経験を積み、震災の前の年9月に、「心と身体に優しい」をコンセプトに、『た』のしい『和』食と『ワ』インでおもてなし「たわわ」を福島市にオープンしました。
実家の飯舘村の畑で育てた野菜などをお店で使用していく計画でスタートしましたが、約半年後に震災がおきて、村産の食材が使用できなくなる状況に。
当時は「飯舘村の食材を今後ずっと使用するとはできないのか・・・」と残念な気持ちが続きましたが、現在は、飯舘村産の食材をメニューに取入れられる状況に変わり、「とにかくうれしい!これからはもっと季節ごとに村産食材をメニューに取入れて、飯舘村の食材の価値や希望をのせて、お客様に共有していただけるようにスタッフと取組んでいきたい。」とその想いをお話くださいました。飯舘産黒毛和牛ドライエイジングビーフ 特選部位サイコロステーキ
手間と時間をかけて加工された、肉のゆーとぴあ(飯舘村)山田さんからの「飯舘産黒毛和牛 ドライエイジングビーフ」の特選部位の仕入れがはじまりました。
お肉の表面はしっかりと焼いて香ばしく、中はジューシーで柔らかく仕上げています。サイコロステーキにしたのは、お肉の美味しさそのものを味わっていただきたいから。
グリルした季節のお野菜とともに、粒を残した「じゅうねん(えごま)ソース」で旨みと風味を存分に味わえる一皿です。
特選部位は、「本日の部位」としてご案内しており、取材で訪問した日は「ラムシン」でした。
最初は、そのままいただいて、途中でじゅうねん(えごま)ソースをたっぷりのせていただくと、その相性の良さにびっくり!
ほどよい柔らかさで、かみしめるとお肉の旨みがじゅわ~っと口いっぱいに広がります。福島県内でメニューとして食べられるのは、「たわわ」さんだけ! (2024年11月現在)
肉のゆーとぴあさんと熟成肉工房ジローさんの連携開発で商品化した、「飯舘産黒毛和牛 168時間熟成ウインナー」
スパイシーとさっぱりレモン風味の2種類の味わいの盛り合せに、フィンガーライム、マッシュポテト等を添えて提供がはじまりました。肉感たっぷりなウインナーは、すでに常連のお客様がリピートしてくださっているとか。
「飯舘村産黒毛和牛 168時間熟成ウインナー」は、肉のゆーとぴあさんからの牛肉出荷タイミングを調整して熟成肉工房ジローさんが製造を行っているため、一時入荷待ちになることもありますが、今後も「たわわ」大久保店主のイチオシメニューとして提供されますので、お目にかかれたら、ぜひ、ご賞味ください。
<店舗情報>
旬新香房 たわわ
ご予約 050-5486-1010
住 所 福島県福島市置賜町8-14<Instagram>
@tawawa_fukushima