Franceと飯舘村の食文化交流

フランス(パリ)での食分野の調理やサービスを学ぶ「公立ギヨーム・ティレル学校」の方々が、飯舘村に10月20日(金)来村しました。

飯舘村の紹介では、震災前と震災の影響を受けた後から現在に至るまでの歩みをスライドを使って説明し、その後、食の体験として、郷土料理の味噌じゃが、いかにんじん、胡瓜のお漬物や、飯舘産黒毛和牛の牛スジを使った「ホワイトミネストローネ」、あぶくまもちを使用した「大福」を試食いただきました。

フランスの方にとって、味噌じゃが、いかにんじん、胡瓜のお漬物は初めての味わいだった様子。絶妙な味わいであることや食材の組合わせに驚きつつ感動していました。

あぶくまもちの大福は、中の「餡」の加減が甘すぎずちょうどよく、パリでもこのままGood!通用すると、評価をいただきました。
株式会社ゆーとぴあの牛スジを使用したホワイトミネストローネも、牛肉のよい出汁が出ていて、食感が楽しくておいしいスープ、と感想をいただきました。

★飯舘産黒毛和牛の牛スジ(日本調理技術専門学校による調理)
★あぶくまもちの大福(氣まぐれ茶屋ちえこさんによる製造)

 

「公立ギヨーム・ティレル学校」主催の食事会

「公立ギヨーム・ティレル学校」のみなさんが来村した翌日、食事会が開催され、杉岡村長と気まぐれ茶屋ちえこさんが出席しました。

食事会は、ギヨーム・ティレル学校の Lhermet Herve (レルメ・エルベ)シェフが中心となって、日本調理技術専門学校の学生とともに協力してコースメニューを準備していました。
なんと、福島県産づくしのコースメニューの中に、請戸漁港にある柴栄水産さんのヒラメのお料理と共に飯舘村産あぶくまもちが登場!もちもちとした食感のあぶくまもちは、よく合いました。

福島県内に6日間滞在した中で、飯舘村の豊かな自然、そして村民と食文化に触れたひとときを思い、「飯舘村との交流の機会を大事にしたい。」とロベルト・ギン校長はお話くださいました。