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10年後に 配達される手紙

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年10月5日

 村の合併50周年の時に企画した「大切な人へ、10年後のあなたへ」の手紙が、この9月25日発送されました。2円切手を貼って。1800通程の発送でしたが、特に多かったのは家族の方への手紙と小中学生の10年後の自分にあてた手紙だったようです。常日頃、家族のことは空気のような存在と思っていたり、日本人特有の言葉の表現の仕方の下手さもあったりして、この時ばかりということできっと熱い想いが書かれていたことでしょう。

 今回また、「10年後の大切な方への手紙」の企画を実施していますので、ぜひ、書いてみていただきたいものです。何も今さら手のかかる手紙など...電話もあり、携帯も、さらにスマホもと、ありとあらゆる形で直ちに伝える手段はいっぱいあるのに、この忙しい時にそんな手間暇かける必要が何であるのというのも十分分かります。しかし、そういう時代だからこそ、10年前に書いた手紙が届いた時の驚きや喜びがあり、感動があって、そして涙ありのはずです。

 今、村は避難によって1750世帯が3200世帯の離れ離れの状態です。避難が解除になっても元の家族構成に戻ることは中々難しいということもあるでしょう。それゆえ、家族への、あるいは、大切な方への想いをしたためる価値ありと言えるのではないでしょうか。

 私は10年前、妻と息子の妻と孫に書きました。いくら偉ぶってもこの女性3人の助けがなければ何も出来ないタダの人になる可能性大です。口で中々言えない真意を伝えておけば老後が何とかなるのではという主旨だったのですが、果たして功を奏するのでしょうか。期待はしているのですが...。


平成28年9月26日
飯舘村長 菅野典雄