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相農飯舘校演劇部が東北大会最優秀賞を獲得

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印刷ページ表示 更新日:2016年12月27日

平成28年12月23日(木曜日)~25日(日曜日)
いわき芸術文化交流館アリオス

 相馬農業高校飯舘校の演劇部が、「第49回東北地区高等学校演劇発表会」において、最優秀賞を受賞し、東北地区代表として全国大会に出場することが決まりました。

 この発表会は、12月23日から25日の3日間にわたり、いわき市の「いわき芸術文化交流館アリオス」で開催され、東北六県の代表13校が、それぞれ約1時間の劇を上演しました。

 飯舘校は、福島県代表として、大会2日目に「―サテライト仮想劇― いつか、その日に、」を上演。飯舘校が村内に戻る時を想像する主人公ハルカと、友人サトルを中心に、原発被災地の高校生が、自分ではどうしようもない現実と向き合い、乗り越えようとする姿を、丹念に描きました。
登場人物のやさしさ、悲しみ、強さを、リアルな生徒像で表現した部員たちの演技力も、観客の心を揺さぶりました。上演後の会場では、「飯舘のことが伝わって来た。素晴らしかった」「登場人物の成長を感じる劇だった」「戻るとか戻らないとか、誰のせいでもない苦しみ。テーマが胸に迫った」「どんな物事も視点を変えて見ることが大切だと思った」とさまざまな感想が語られていました。

 5人の部員が、持てる力を大会の舞台で発揮し、創部3年目で全国大会出場という快挙を成し遂げました。同時に、演劇部顧問の西田直人先生(ペンネーム矢野青史)が手掛けた脚本も、創作脚本賞を受賞しました。全国大会は、年度をまたいで来年8月に仙台市で開催される予定です。

 また、1月22日(日曜日)には、こむこむ(福島市)にて、飯舘校演劇部とあさか開成高校演劇部による合同自主公演が開催されます(13時30分からあさか開成高校、14時50分から飯舘校の公演。入場無料)。今回受賞した「―サテライト仮想劇― いつか、その日に、」が上演されますので、この機会を逃すことなく、ぜひご鑑賞ください。

サテライト仮想劇の様子画像
相農飯舘校「―サテライト仮想劇― いつか、その日に、」の一場面


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