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11月13日(金曜日)午前11時~
飯舘村役場飯野出張所
先月の内閣改造に伴い環境副大臣に就任した井上信治氏が、村役場飯野出張所を訪れ、菅野村長・門馬副村長と会談しました。
会談に先立ち、菅野村長から井上環境副大臣へ「飯舘村の復興に向けた徹底した除染および汚染廃棄物等の処理に関する要望書」が提出されました。この要望書は「住環境周辺の高線量箇所における再除染について」「里山エリアの除染について」「住宅リフォーム等による廃材の処理について」「河川の土砂堆積物。漕木等の処理について」「学校施設周辺の徹底した除染について」以上の5点について、村が国に対して要望したものです。
井上環境副大臣からは、9月の豪雨によって除染廃棄物を入れた大型土のう袋が河川に流出したことについての謝罪後、「今回の大雨によって村内除染完了時期に遅れが出ないように、引き続き徹底した除染を行っていきたい。今後もご理解とご協力をお願いしたい」と話しがありました。これに対し菅野村長は「除染は村復興の重要課題。村民が安心して帰村できるように、国が責任をもって取り組んでいってほしい」と要望を行いました。
徹底した除染を要望する菅野村長と井上環境副大臣(右)