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10月15日(木曜日)午前8時~
村役場飯野出張所
原子力規制委員会の田中俊一委員長は15日、就任後初めて村役場飯野出張所を訪れ、菅野村長と意見交換会を行いました。
会で田中委員長は、東京電力福島第1原子力発電所の現状や避難者のための生活相談員配置など、避難者支援策について説明を行いました。菅野村長からは「村民は、これまでずっと不安を抱えながら避難生活を過ごしている。国が少しでも村民の不安を取り除くような支援策や、避難者の自立を促す支援策を責任を持って示すべきだ。復興が加速化するために地元自治体に権限を与えてほしい」と述べました。
田中委員長は村を含め、23日までに東京電力福島第1原子力発電所周辺の14自治体を訪れる予定になっています。
「復興のために、国と村をつなぐパイプ役を担えれば」と話す田中委員長(右前)