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2月18日(水曜日)午後2時40分~
松川第二応急仮設住宅集会所
内堀雅雄福島県知事が松川第二応急仮設住宅の集会所を訪れ、住民と懇談しました。
内堀知事は「まだまだ新米の知事ですが、皆さんのお話を聞きたいと思い、菅野村長に機会を作っていただきました」とあいさつ。さらに「今日は全員の人とお話をさせてください。私が回らせていただきますので、待つ間は雑談していてもらって構いません」と、参加者一人ひとりと膝をつき合わせて対話しました。また、同行した県相双地方振興局の石本健局長、県避難地域復興局の樵(きこり)隆男局長もそれぞれ会場を回り、懸命に思いを伝える住民の言葉に耳を傾けました。
「賑やかに暮らしていた9人家族がばらばらになり、気力を失った時期もありましたが、農業を捨てきれず、場所を借りてストレス解消程度の農作業をしています」と語った菅野益枝さん(関根・松塚)は、対話の印象を「距離が近くて緊張もしましたが、話を聞いてもらい、心が軽くなった気がします」と話していました。
全員との対話が終わると、住民代表から知事に一閑張の作品が贈られました。知事は笑顔で感謝を伝え、「知事として、村長とも力を合わせてがんばっていきます」と述べ、会場を後にしました。
参加者に歩み寄り耳を傾ける内堀知事(右端)。一人ひとりが思いを伝えました