いっとき帰宅バス利用者1000人達成記念セレモニーのようす

11月28日（金曜日）午前8時～
伊達東応急仮設住宅　集会所前広場

　一時帰宅する交通手段を持たない高齢者等のために昨年の8月から村が運行している「いっとき帰宅バス」。利用者がのべ1000人に達したこの日、記念のセレモニーが行われました。

　1000人目の利用者は、伊達東応急仮設住宅に住む庄司ヨネ子さん（伊丹沢）でした。家の片付けをするため、このところ毎週のように利用していたそうです。乗車前に、ちょうど1000人目であることを告げられた庄司さんは、「びっくりした。片付けに行くのでこんな格好ですが、写真まで撮られるならきれいな格好をしてくるんだったね」と茶目っ気たっぷりの笑顔を見せていました。

　セレモニーには、朝の運動をしていた人など利用者以外の住民も駆け付けました。菅野村長が「このバスを利用して、わずかな時間でも我が家に帰り、体を伸ばして休んだり、場合によっては片付けをしたりしていただいてきました。1000人もの方に利用していただき、やってよかったと思えます。少しでも早く帰れるよう努力をしていきますが、それまでの間またこのバスを利用してほっとするひとときを作ってほしいです」とあいさつ。住民の皆さんの拍手の中、庄司さんには村長より、湯たんぽやひざ掛け、ルームシューズなどが記念品として贈られました。

 
住民の皆さんの協力のもとセレモニーを行いました。

記念品を受け取る庄司さんと村長