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蕨平地区仮設焼却施設および仮設資材化施設の起工式のようす

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印刷ページ表示 更新日:2014年10月28日

10月23日(木曜日)午前11時~
村内蕨平行政区内

 国が建設する仮設焼却施設および仮設資材化施設の起工式が、蕨平行政区内の現地にて行われました。廃棄物を焼却し減容化(容量を減らすこと)を行う「仮設焼却施設」は、クリアセンター(小宮)敷地内の施設に続き村内2か所目となります。また、汚染土壌から放射性物質を分離し、再生した土を資材化する「仮設資材化施設」が建設されるのは、全国で初めてです。環境省を代表してあいさつした福山守環境大臣政務官は、「地区住民と村のご英断に心から敬意を表し、改めて深く感謝申し上げます」と述べました。

 また、この施設は、村内の除染廃棄物や家屋の解体によって出る可燃ごみなどの処理を行う他、国の要請を受けて周辺の5つの市と町の下水汚泥や農林業系廃棄物も受け入れます。菅野村長は、あいさつの中で、「こうした施設は、誰もが『必要』と分かっていても『自分の所以外なら』となる施設でしょう。ましてや他の市や町の廃棄物処理も受け入れていく施設となります。『村の避難者を受け入れてくれた自治体の皆さんが困っているのなら、できることはやっていこう』という、村に息づくお互い様の精神。蕨平行政区の皆さんをはじめとする村民の『心』を、村長として誇りに思います」と述べました。また、国に対しては、工事の安全施工と本格稼働にあたっては徹底した安全管理を行うよう求めました。

 現在造成工事が行われているこの施設は、来年10月末の完成を目指して建設され、同11月から運用開始、原則3年間稼働した後に1年をかけて解体される予定です。村と地区の代表や、国の関係機関、建設会社の代表らが鍬入れを行い、工事の無事を祈願しました。

起工式での鍬入れの様子画像
 


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