ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
キーワードでさがす
現在地 トップページ > 村長の部屋 > 愛楽故郷味(第11回)

本文

愛楽故郷味(第11回)

<外部リンク>
印刷ページ表示 更新日:2023年7月5日

ふるさとの初夏にきらめく色とりどりの “わくわく”

 先月のコラムをお休みしましたので、5月の出来事も振り返らせていただきます。

 新緑が瑞々しく煌めく中、ゴールデンウィークに森の駅まごころにて開催された「ワクワクマルシェ」や草野地区にオープンした古民家食堂「コーヒー屋の食堂」、2周年を祝う「工房マートル展」、図図倉庫での「DIY EVENT」、道の駅での「ドレスアップカー」イベントなど、村で創意工夫する方々、村を楽しむ方々の「今」を感じるまさしく「わくわく」するイベントが盛り沢山でした。

 また、いいたてっ子運動会での学園生や園児の皆さんの生き生きとした姿に、「明日は何があるかな」「次は何しようかな」とウキウキしながら過ごした自分自身の子ども時代を思い起こしました。真っ青な空のずっと上を飛ぶ飛行機を時を忘れて眺め続けたり、図書室に閉じこもって「ぼくらはズッコケ探偵団」やシャーロックホームズ全集、夏目漱石全集を読み漁ったこと、夏休みの自由研究で「冬虫夏草」を調べたことなど、幼少期の一つ一つの思い出は、大人になっても鮮明によみがえってくるものですね。

 村での「わくわく」する日々はきっと、子ども達のよき思い出、将来の糧になるものです。どうぞ多くの方々にそれぞれの「わくわく」「嬉しい」を具現化していただき、子ども達とともに楽しんでいただければと思います。

 6月にはお二人の方が百寿をお迎えになられました。賀寿の慶祝に訪れる度に、百歳をお迎えになられた皆さまのお元気なお姿に驚かされます。お二人ともに「手先が器用」「好き嫌いがなく何でも美味しく食べる」ことが長寿の秘訣とのことでしたが、「笑顔」が素敵なことがもう一つの秘訣だと思います。この愛すべきふるさとを力強く守り、築き上げて来てくださった方々の百年の歩みとその重みを実感させていただくかけがえのないひと時でした。あらためて心よりお慶び申し上げます。

 これから夏・秋にかけて、飯舘村は美味しいもの、美しいものに恵まれます。

 「いいたて牛」や「いいたて雪っ娘かぼちゃ」「イータテベイク」「ナツハゼ」「あぶくまもち」など、村ならではの「美味しいブランド」、「トルコギキョウ」や「アルストロメリア」「スターチス」「ユーカリ」などの「美しいブランド」を磨き上げていく過程もまた、「明日が待ち遠しくなるような」未来を予感させる大事なものです。

 お子様から百寿をお迎えになられた方まで、すべての皆さまが五感で楽しむ「麗しきふるさと飯舘村」に向けて、歩みを進めて参ります。


このページの先頭へ
Copyright (C)Iitate Village All rights reserved.